ルール説明と、そのときの心理状態

ルールはシンプル。書店に入って、付録を確認しない。帯も読まない。表紙の写真とタイトルデザインだけを見て「これ好き」と思ったものを手に取る。それだけ。

最初は不安だった。「外れたらどうしよう」という気持ちが当然ある。でも考えてみたら、「外れ」が何なのかも定義していない。付録が好みじゃなくても、雑誌本体が面白ければそれはそれでいいはずだ。そう思って、書店をウロウロした。

📚 書店でのひとコマ

付録帯を見ないのが、思ったよりむずかしい

雑誌の付録情報って、表紙や帯に大きく書いてあることが多い。「完全に見ない」はほぼ無理だった。なので「見えてしまっても気にしない」という緩めのルールに変更した。見えたとしても、付録情報は判断材料に使わない、という運用で進めた。

5冊の結果発表

3大当たり
1まあまあ
1うーん
大当たり

生活情報誌A(春号)

表紙の色味が好きで選んだ。付録はDEAN & DELUCAのトートバッグで、後から調べたら「今月のコスパ最強付録」と話題になっていた。雑誌本体のレシピ特集も普通に読んでしまった。完全勝利。

大当たり

ファッション誌B(夏号)

表紙の人物写真が好みだったので選んだ。付録はポーチセット2点で、サイズ感と素材感が予想以上によかった。表紙のトーンと付録のデザインが一致していて、「表紙がよければ付録もいい」仮説を補強してくれた。

大当たり

カルチャー誌C(6月号)

表紙のタイポグラフィがかっこよかったので即決。付録はブランドコラボのケースで、これも思ったよりずっとクオリティが高かった。雑誌本体の特集も面白くて、久しぶりに最初から最後まで読んだ。

まあまあ

インテリア誌D(5月号)

表紙のインテリア写真に惹かれて選んだ。付録は小さめのポーチで、悪くはないが特別感もない。でも雑誌本体のインテリア特集が普通に参考になって、結果的に買ってよかった。付録で負けて本体で勝つパターン。

うーん

美容誌E(6月号)

表紙モデルの雰囲気がよくて選んだ。付録は美容サンプルセットで、使えないことはないが「付録目当てで買う」ものではなかった。雑誌本体も自分の好みの内容とはちょっとずれていた。唯一の外れ。でも1/5なので全然許容範囲。

「表紙がいい雑誌は付録もいい」は、だいたい本当だと思う

5冊やってみて思ったのは、表紙のクオリティと付録のクオリティって、ある程度相関しているということだ。当たり前といえば当たり前で、雑誌全体の「つくり手のこだわり」が表紙にも付録にも出る。表紙にお金と手間をかけている号は、付録にも力が入っている可能性が高い。

逆に「なんかちょっと表紙が雑だな」と思った号は、付録もそれほど印象に残らないことが多い気がする。今回の「うーん」評価の1冊も、表紙を選んだ後で「でもそんなに刺さらなかったな」と気づいていた。

表紙は、その雑誌の「今月の本気度」を表している。本気の表紙には、本気の付録がついてくることが多い。

付録を調べてから買う「正攻法」と、たまに使いたい「表紙買い」

これを読んで「じゃあいつも表紙買いで」とはならないと思う。付録を確認してから買う方が、期待通りのものが手に入る確率は高い。それは変わらない。

でも「たまに表紙買いしてみる」という選択肢は、付録との出会い方を広げてくれる。自分では絶対手に取らなかった雑誌に面白い付録が入っていることもある。知らなかった雑誌の本体が面白かったりもする。

月に1冊くらい、「なんとなくいい表紙」で選んでみる。そういう遊びを混ぜると、書店に行くのがいつもより少し楽しくなると思う。